スロットを回して生き延びる――そんな一風変わった体験を味わえるのが『CloverPit』です。
2025年9月26日にSteamでリリースされた本作は、スロットマシンを題材にしたローグライト×ホラー作品。
プレイヤーは暗く不気味な部屋に閉じ込められ、目の前のスロットマシンとATMを相手に借金返済を迫られます。
「借金を返せなければ即終了」というデッドラインの中で、チャームと呼ばれる特殊アイテムを駆使し、運と戦略を絡めながら生き残りを目指す流れになっています。
運ゲーのようでいて、実は工夫次第で大きく結果が変わる奥深さがあり、Steamユーザーからも高評価を得ている注目作です。
『CloverPit』とは？
開発を手がけたのはイタリアのインディーチーム Panik Arcade、パブリッシャーは Future Friends Games。
舞台は、鉄格子や錆びついた機械が並ぶ不気味な小部屋。
そこにはスロットマシンとATMがあり、毎ラウンドごとに一定額の借金を返済できなければ、容赦なくゲームオーバーが訪れます。
プレイヤーはスロットを回して得たコインで借金を支払いながら、強力なチャームを組み合わせて自分なりのビルドを構築。
150種類以上のアイテムや効果をどう活かすかが生存のカギとなります。
単なるギャンブルゲームのように見えますが、実際には「スロットを壊す」という逆説的なデザイン思想が込められており、運と選択のバランスを問う奥深いゲームプレイになっています。
ゲームプレイの魅力
- スロット演出のワクワク感に、戦略的なチャーム選びが加わり「ただ回すだけ」にならないゲーム性。
- 毎ラウンド迫られる借金返済が常にプレッシャーを生み、自然と集中して遊べる。
- 150以上のチャームやシナジーの組み合わせにより、プレイするたびに違う展開が楽しめる。
- 複数のエンディングが用意されており、「借金を返済し続ける」以外の結末を模索できる。
- 不気味でホラー感のある雰囲気が、スロットという題材に意外な緊張感を与えている。
- 日本語対応済みで、言語の壁を気にせずストーリーやテキストを楽しめる。
おすすめポイント
- 課金要素なしで安心。見た目はギャンブル風でも、中身はしっかり作られたローグライトです。
- 「運ゲーは苦手」という人も、チャームの工夫で結果を操作できるので挑戦しやすい。
- 毎回プレイ内容が変わるので、短時間でも長時間でも飽きずに遊べる。
- ホラー演出とスロットの明るい雰囲気のギャップがクセになり、独自の世界観に引き込まれる。
- 発売直後のローンチ割引で手に入れやすく、気軽に試せるタイミングです。
気になる点・注意したいところ
- 運要素が強いため、運が悪いとどうしても詰んでしまうことがある。
- スロット演出が繰り返し長く感じる場面もあり、人によってはテンポが気になるかもしれません。
- バランスやエンドゲームの調整については、今後のアップデートに期待が残ります。
Steamでの評価・情報
Steamでの評価は「非常に好評」。
2025年9月27日時点で、レビュー数は400件以上にのぼり、そのうち97％が好意的な評価をつけています。
「戦略性がしっかりしていて中毒性がある」「一度始めると止まらない」といった声が多く、リリース直後から人気を集めました。
さらに、開発チームは大作『シルクソング』の発売日を避けるためにリリースを調整したという裏話もあり、話題性も十分。
リリース前からウィッシュリスト登録数50万件を突破していたことからも注目度の高さがうかがえます。
まとめ
『CloverPit』は、スロットを題材にしながらもただの運ゲーには収まらない、運と戦略のせめぎ合いを体感できるローグライトホラーです。
借金返済というシビアな条件の中で、チャームやアイテムを駆使して生き残りを目指す緊張感はクセになるはず。
プレイするたびに違うドラマが生まれ、「次こそは突破できるはず」と思わずリトライしてしまいます。
ホラーの不気味さとスロットの華やかさというギャップもユニークで、ほかのゲームにはない体験を提供してくれる一本。
ローグライト好き、ホラー好き、そして“変わり種のゲーム”を探している方に、ぜひおすすめしたいタイトルです。
引用元：
・Steam ストアページ：https://store.steampowered.com/app/3314790/CloverPit/
・CloverPit Presskit：https://press.futurefriendsgames.com/CloverPit-19741f8e12558070a8f4ef85f5d86e54
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